【2024年最新版】投資信託ガイド〜投資信託はこう買う〜

NISA

年初から日経平均のロケットスタートが止まりませんね。

価格が上がっているのを横目で見ているとこんな気持ちになりませんか?

  • あー、、買っておけば良かった
  • もっと上がるかもしれないから買おうかな
  • いやいや、いっぺん下がるから下がったら買うし

思っているだけの人はいつまで経っても動けません。

バンジージャンプ前や大縄跳びの時の「行くぞ、行くぞ」という気持ちがあっても一歩踏み出さないと始まらないのと一緒です。

とはいえ、個別株とか何買えばいいのかわかないし、というのは大変よくわかります。

そこで非常に役立つのが『投資信託』です。

投資信託のいいところは、以下の通りです。

  • 100円から買える
  • 価格(基準価格)は1日1回しかでないので、日中価格の変動に悩まされない
  • 国内株式以外にも投資できる商材が豊富(海外株式にコモディティや債権など)

つまり、投資始めたてで、普段は働いていて、今後投資を勉強していろいろ取り組んでいきたいと思っている人にはピッタリです。

投資信託はインデックス投資から始めよ

さて、投資信託の素晴らしさを理解したところで、投資信託から選ぼうと証券会社のホームページに行くと、

何ぃぃぃーーー、2,500件以上もあるだとぉぉぉぉーーーーー(SBI証券)

となります。

投資信託(ファンド)は非常にたくさんありますが、「アクティブファンド」と「インデックスファンド」に分けることができます。

それぞれの違いは、以下の通りです。

アクティブファンド : 運用会社の投資のプロがあれやこれや運用してくれます

インデックスファンド : インデックス(指標)を基準とした運用を行います

ここで、見出しにもあるように、最初はインデックスファンドから始めることを強く推奨します。

その理由は、

  • アクティブファンドの運用内容は見えづらい
  • 手数料(信託報酬)が高い
  • インデックスよりも成績の悪い投資信託もごろごろある

投資初心者の方がアクティブファンドに投資しても、内容を理解できないまま投資についての理解も深まらないでしょう。

インデックスファンドでは、インデックス(指標)を元に運用されるのでなぜ価格が上がったのか下がったのか、理由が見えやすいです。

ここで言う指標とは、以下のようなものを指します。

  • 日経平均225
  • TOPIX
  • S&P500(米国株)
  • NASDAQ(米国株)

など

いかがでしょうか、どこかで見たり聞いたりしたことがあるのではないでしょうか。

こういった指標は個別株の集合でできているので、指標に投資するということは一度に複数の会社に投資することになります。

この点も「投資信託」ならではのメリットと言えます。

日々、チェックする必要があるのも投資先の指標だけなので非常に簡単です。

投資信託を買うタイミング

投資信託を買うにあたり、どういうタイミングで買うのがいいのか、という問題があります。

投資の基本は「安く買って高く売る」ことに尽きるので、高値で掴むことは絶対に避けるべきです。

では、今はどうなのか? 高いのか?安いのか?

それはNobody knows!(誰にも分からない)です。

「株価に高いも安いもない、ただ今を写しているだけ」という見方があるので、株価は高いか安いかというよりは今後上がるか下がるかという予想があるだけです。

もちろん根拠なき予想には何の意味もありませんが。

ただ、投資初心者にとって今後の株価の予想なんてハードル高過ぎだと思います。

そこでおすすめの買い方が「積立(つみたて)」です。

積立購入であれば、今の株価が高いか安いかなんて大したことではありません。

積立購入で負けるのはどんな時かというと「下がり続ける相場」です。

ただ、基本的に経済は成長しているので、株式において下がり続ける相場というのは考えづらいです。

積立(つみたて)の設定

投資について全く手付かずにしている方は、まず積立(つみたて)から今すぐ始めるといいと思います。

積立購入には証券口座で以下について設定が必要です。

  • 銘柄
  • 頻度
  • 金額
  • 配当の処理

銘柄

投資信託の銘柄を決めます。

頻度(毎月?、毎週?、毎日?)

それから積立頻度を決めます。

「毎月積立」が基本にはなっていますが、証券会社によっては細かく設定できます。

毎月、毎週、毎日のうちどれがいいのかについては、私の意見では「毎日積立1択」です。

長期的には誤差が縮まって、同じくらいのパフォーマンスに落ち着いてくるようですが、一時的に大きく下がってすぐ戻すようなことも珍しくなくそういうタイミングで買い逃すのは結構イヤなものです。

あくまで個人的な意見ですので参考程度でお願いします。

毎日積立ができる証券会社は以下のようなところがあります。

  • SBI証券
  • 楽天証券
  • マネックス証券
  • 松井証券

など

大和証券やCONNECT証券なども一部銘柄で毎日積立が可能らしいです。

金額

積立金額は働いている方は毎月の給料からどの程度出せるか考えて計画的に積み立てましょう。

ちなみに毎日積立の場合、買付日数が20ちょっとになるので、算出したひと月の拠出額から20もしくは25程度で割るようにしましょう。

配当の処理

投資信託によっては配当が出る銘柄もあります。

その場合、その配当を「再投資」するか「払出し」するか設定できます。

大きな違いは税金のかかり方です。

「払出し」の場合は配当から源泉徴収されます。

「再投資」の場合は源泉徴収される前の『配当額全額』が再投資されます。

そのため、再投資の場合は「複利の効果」を最大限に享受できることになります。

ただ、投資信託の配当についてはいろいろと問題もあったため、配当のみで投資信託を選ぶのは避けた方がいいかもしれません。

新NISAの活用

投資枠、投資期間、投資方法・・・NISAのすべてが拡張された年、2024年。このNISA制度の大改訂は人々を投資へかり立てた。

「投資の方法か?そんなの人それぞれだぜ…探してみろ(自分なりの投資方法を)!今後の人生のすべてはそこにかかっている❗️❗️」

人々は老後の2,000万円問題解決を目指し、現実を見つめる。

世はまさに、大投資時代❗️❗️❗️❗️

投資信託についてはNISAと大変相性がよく、「投資信託を制するものがNISAを制する」といっても過言ではないでしょう。

新NISAを最大限活用して、投資利益の最大化を狙っていきましょう。

関連記事:2024新NISA始動

投資信託の購入後

投資信託を購入後行うアクションは、

  • ホールド
  • 売却
  • 買い増し

です。

積立の基本は購入後「ホールド」することですが、利益が出ている場合は「売却」も念頭に置いておきましょう。

売却の際は、一部売却することができますので、まだ上がる可能性もあるので一度にすべて利益確定させずに上昇幅に合わせて売却していきましょう。

また、反対に大きく値下がりした際には「買い増し」を考えます。

ただし、買い増しした後に下がることも考えて、買い増し金額は余裕資金内で収まるようにしましょう。

ここで、価格が下がって評価損が出ている状態において覚えておいてほしいのが、評価損を恐れないでください」ということです。

上がり続ける相場でなければ、必ず評価損が出る期間があります。

価格が下がった期間で買い続けることで、、価格が戻ったときにそれまで積み立てて(積み上げて)きたものが大きな利益となって返ってきます。

「投資は根気が大事」ということです。

おわりに

日経平均がバブル期以来の高値を更新し続けており、今エントリーする(証券を買う)べきなのか迷うところだと思います。

最高値の38,915円もかなり近くなってきており、今年にも最高値を更新するのではとの予想も多く見受けられます。

その一方で、米経済がインフレを沈静化させるために行なった利上げ策の後遺症で、経済が落ち込み日本株にも波及するなどのシナリオも予想されています。

先のことなどはっきりいって分からないというのが正直なところですが、確かなことはリーマンショックやコロナショックがあっても株価は常に立て直してきた、ということです。

積立投資は、大きな手間もかからず評価損が出る期間もあることを割り切れれば将来的に大きな恩恵を受けられる投資方法です。

ぜひこの機会に証券口座を作ってどのような投資信託があるのか覗いてみてください👀

今後、日本株にとっては40年越しの最高値を超えられるかという節目のイベントになります。

そのイベントを楽しめるように当事者となって注目しましょう。

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