投資信託ガイド〜投資信託購入時の端数処理について〜

投資信託

どうもこんにちは。

日経平均ロケットも一旦落ち着きを見せています。

先日、新NISAの積立設定をスタートさせました。

タイミングを選ばないのが積立のいいところですね。

それで、昨日初めて買い付けが行われました。(@SBI証券)

いよいよ、新NISAでの運用がスタートです。(オラ、ワクワクすっぞ)

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そして、約定結果を見たところ気になったことがありました。

いや、これまでも気にはなっていたのですが、検証してこなかったことなのですが、いい機会なので今回検証してみたいと思います。

それは、投資信託購入時の端数処理です。

投資信託購入時に出る端数

まず、投資信託の基準価格というのは10,000口あたりの価格となっています。

新しい投資信託は、基準価格が10,000円からスタートします。

つまり、1口1円です(明瞭会計ですね)。

その後、紆余曲折の運用が経て、基準価格はまちまちになります。

1,000円を切るようなものもあれば、50,000円になるようなものもあります。

そのため、1口あたりの単価もまちまちになります。

口数には少数は使わないので、どうしても端数が出てきてしまいます。

今回はこの端数の処理について確認していきます。

実際の取引

今回約定したのは、以下の3銘柄です。

  1. 三菱UFJ-eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
  2. たわらノーロード S&P500
  3. 大和-iFreeNEXT NASDAQ100インデックス

注文金額や買付口数などなどまとめると以下のようになります。

銘柄注文金額基準価格購入口数取得単価勝敗評価損益
10025,1604025,000勝ち±0
10013,1257613,158負け−1
30029,51010229,412勝ち+1
※勝敗は取得単価が基準価格を下回っていれば得したという事で「勝ち」、上回っていれば損したという事で「負け」

このように、その日の約定分のみを見ても端数が生じることで若干の損得が生まれることになります。

購入口数の計算は

(注文金額)÷(基準価格)× 10,000

で出せます

その際、高確率で端数が出るので、切り捨て(投資家に不利)なのか切り上げ(投資家に有利)なのか四捨五入(有利不利が半々)なのかが気になってくるところです。

今回は、計算してみると、

  1. 39.74 → 切り上げ
  2. 76.19 → 切り捨て
  3. 101.66 → 切り上げ

となり、一見「四捨五入」のように見受けられます。

しかし、データの量が少ないこともあるので確定的なことは言えません。

今回は問題提起と検証はじめとしまして、今後も継続調査してまいります。

おわりに

今回の話は、かなり細かい、まさに「重箱の隅をつつくような」話です。

しかし、正月過ぎてちょうどおせちの重箱の隅をつつくようなタイミングでもありますので、ちょうどいいと思い検証してみました。

得なことは人間あまり理由を気にしませんが、損に関してはいくら小さな損でも納得できてないものは嫌な気分がするものです。

気持ちよく積立ができるように細かいこともクリアにしていきたいと思います。

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