そもそも「資産形成」とは何かについて~言葉の意味から考えよう~

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そもそも「資産運用」って何?

そもそも「資産運用」ってどういう意味なんでしょうか。

自分の資産を増やす目的で、貯蓄したり、投資したりすること。また、銀行や投資信託会社などの機関投資家が集めた資金を債券や不動産などに投資すること。

デジタル大辞泉

いまいちピンときませんし、結局、貯蓄か投資なの?って感じです。

では、投資はというと

利益を得る目的で、事業・不動産・証券などに資金を投下すること。転じて、その将来を見込んで金銭や力をつぎ込むこと。

デジタル大辞泉

 

似たり寄ったりなことが書いてあります。

利益、というのも個人で考えると「資産」に結局組み込まれるので、

つまり、資産形成も投資も自分の資産を増やす』という目的で何か行うこと、といえるのではないでしょうか。

すると、資産が増える可能性がある行為はすべて「資産運用」に当たるといえます。

「資産運用」の方法について

前の項でお話しした通り、資産が増える可能性があることすべてが資産運用だとすると以下のようなものも含まれてきます。

  • 競馬(競輪、競艇)
  • パチンコ
  • カジノ
  • 宝くじ

とはいっても、資産形成したいからと言って上で挙げられたものから着手する人は少ないと思います。

当ブログでも上記のような手段を資産運用としては扱うつもりはありません。

主観的に除外しているのではなく、客観的な理由からも資産形成には不適格です。

その理由とは、不確定性と手数料の高さです。

手数料については、別の機会に触れられればと思います。

   関連記事:手数料の罠

   関連記事:資産運用の足かせ

では、このブログで主に触れていく資産運用の方法を挙げてみます。

  • 株式(現物・信用)
  • 投資信託
  • 債権
  • 為替(FX、外貨預金)
  • 仮想通貨
  • ソーシャルレンディング
  • エンジェル投資
  • 不動産投資

上記の資産運用についてこれまでの経験や調べたことなど発信していきますのでどうぞよろしくお願いします。

資産形成するなら何をするべき?

資産形成を始めるにあたり、どれから手を付けていいか迷う方もいると思います。

結論から言うと、これはないな、と思うもの以外は手を出してみるのがいいと思います。

理由は、リスクの分散ともう一つは相場観のアンテナ感度を上げるためです。

株式も為替も仮想通貨も不動産も経済政策や金利動向などで結びついていて、その時々で相関関係になったり逆相関関係になったりします。

その時の相場の空気感を感度よくキャッチできるようにできるだけ多くの資産運用方法に触れておくのがいいと思います。

「資産運用」における失敗とは?

絶対したくないことですが、資産運用の失敗について考えておきましょう。

目的が達せられないことが失敗だと思うので、目的である資産を増やすことができない、つまり「資産がっ減った」ら失敗といえるでしょう。

ただ、いつの段階で資産が減っていたら失敗なのでしょうか。

今日買った株式が翌日減ってしまったらそれで失敗でしょうか。

翌々日は反発して上がるかもしれません。

そしたら失敗じゃないですよね。

でも下がった日に怖くなって売却して資産を減らして、「やっぱ投資怖い」「ま、勉強料払ったと思えば」とか言っていたら失敗ですね。

資産運用に失敗しない方法の一つは、資産運用をやめない・続ける、ことです。

生涯かけてプラスで終えられたら資産運用成功です。

資産運用の成績

じゃ、資産運用失敗しないためには預金がやっぱり確実じゃないか、と考える方もいると思います。

でも、ただ成功する(失敗しないだけ)より、できればいい成績だしたくないですか。

この資産運用の成績を示すのが利回りです。

利回りは1年ごとで考えるのが普通です。

100万円を1年間運用して、10万円増えたとしたらその運用利回りは10%です。

これは実際に運用したあとに手元に残った利益から算出したので実質利回りといいます。

運用開始前に投資の判断材料として利回りが示されている場合があります。

その時の利回りというのは、期待利回りになります。

運用後に実現した実質利回りが、運用前の期待利回りと大きく離れてしまった場合は要注意です。

100万円を運用して期待利回りが10%だったのが、増えたのが1万円(利回り1%)しかなかったら大変ですよね?

そうなると、把握していなかった費用がかかっていたり、そもそも前提がおかしかったり、見直しが必要になるかもしれません。

しっかりと期待利回りと実質利回りを意識してムダのない運用をしましょう。

あとは資産運用の規模が大きい方は、一つ一つの細かい内容まで把握できないかもしれないので、それぞれの運用方法くらいで大きく目標利回りを立てるといいと思います。

定期的に内容を確認しておかしな運用がないように維持管理しましょう。

ちなみに、この項の最初に出てきた預金の利回りは、金利と同じ0.001%になります。

100万円を1年運用すると10円増える資産運用です。

   関連記事:利回り∞%の投資法

   関連記事:投資信託で1日で10%のリターン

資産の割り振り(ポートフォリオ)

ポートフォリオって聞きなれない言葉だと思いますが、要は資産の割り振りのことです。

資産運用の規模が大きくなると、その手法も広がっていくかもしれません。

自分の資産を、何にいくら振り分けるか、というのを無計画に行うことはよくありません。

割合であったり、決められた金額であったり、自分の資産がどのように割り振られているか、ある程度把握しておくことが重要です。

また、定期的な見直しを行うことも大事です。

(例)

この資産の割り振り方(ポートフォリオ)については、重要な話なので今後も掘り下げていきたいと思います。

今は「ポートフォリオ」という言葉を覚えておいてください。

あとがき

長くなりましたが、今日は「資産形成」を言葉の意味から考えてみました。

準備体操と思って読んでいただけたら幸いです。

これから実践的なことをアップしてまいりますので引き続きよろしくお願いします。

コメント

  1. […] ・資産形成や投資に関する内容 […]

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