近頃めっきり気温が下がってきて体調崩したりしていないでしょうか。
そんな時は暖かい鍋やスープが身にしみます。
今日は、日ごろから鍋の素を使わずに味を研究しているZETから「担々鍋スープ」のレシピを公開します。
結構上手にできたので備忘録的に記事にさせていただきましたが、せっかくなのでぜひ試してみてください。
担々の語源と定義
”担々”には特に味付けの定義はないようです。
由来は、昔天秤棒で担いで売り歩いていた麺ということで「担々麺」だったとのことです。
味付けについては、醤油とラー油などで作ったタレと花椒・肉そぼろなどをかけたもので、本場中国ではもともと汁無しだったとか。
天秤棒で売り歩くときにスープは邪魔だったようです。
日本に来てすりごまで作ったスープがかけられたそうです。
今では汁無し担々麺のお店も結構増えてきましたよね。
ZET風担々鍋スープのレシピ
【材料】
- 豚肉 500g
- 鍋野菜①
- チンゲン菜 1束
- 白菜 1/4玉
- エノキ 1束
- ニンジン 2本
- 大根 1/4本
- 鍋野菜②
- ニラ 1束
- もやし 1/2袋
- すりごま 100g
- 鶏がらスープの素 大さじ1
- ごま油 大さじ2
- 醤油 大さじ2
- 酒 大さじ2
- みりん 大さじ1
- マヨネーズ 大さじ2
- 味噌 大さじ2
- 水 400㏄
- 牛乳(低脂肪可) 100㏄
- 豆板醤 適量
- コチュジャン 適量
- 甜麺醤 適量
- 姜葱醤(ジャンツオンジャン) 大さじ1
- 油をひいたフライパンで肉を焼き、豆板醤とコチュジャンを大さじ1ほど加えてあえる。
- 肉の赤みが少し残る程度で火を止める
- 鍋にごま油と水とすりごまを入れ火にかける
- 沸騰してきたら、醤油・酒・みりん・甜麺醤・マヨネーズを加える
- 鍋野菜①を加えて鍋にふたをして煮込む
- 火が通ってきたら、2.の肉を加える
- 味を見ながら味噌を加えて混ぜる
- 味噌が溶けたら牛乳を加えます
- 業務スーパーの「姜葱醤(ジャンツオンジャン)」を加えて鍋全体になじませる
- 鍋野菜②を加えて3分ほど煮込んだら完成
レシピのポイント
肉を焼く
生肉で鍋に入れるとアクやら出てきてしまうので焼くことにしました。
その際に豆板醤やコチュジャンを直接鍋に入れるのではなく、肉にまとわせて肉の脂と一緒に鍋に溶け出してもらおう、と思い焼くときに加えました。
甜麺醤
甘みとコクを加えるために甜麺醤を入れました。
マヨネーズ
酸味とコクとまろやかさを出すためにマヨネーズを加えました。
姜葱醤(ジャンツオンジャン)
これは、ZETがひいきにしている業務スーパーにおいてある一品です。
”葱と生姜が香る万能調味料”というキャッチフレーズそのままに加えると味にメリハリが出ます。
ただ、なければ生姜のチューブなどで代用可能です。
味のメリハリをつけるために入れました。
実食
結構、辛みの出る調味料も入れたので子供が食べられるか心配でしたが、甜麺醤の甘みやマヨネーズが辛みを包んでくれたのか全く気にせず食べてくれました。
ゴマの香りが心地よく、生姜も入っているためとても体の温まる鍋ができました。
あとの楽しみ
ZET家では鍋をひとしきり楽しんだ翌日に、いったん古い具材を取り出し新しい具材を入れてスープを調整してシメの麺や雑炊を作ります。
明日はこの担々鍋スープで担々麺を堪能したいと思います。
あとがき
今日の担々鍋スープはそこそこ出来が良かったので、また作るときのためにレシピにしてみました。
ただ、上記の量については結構適当なので作ってみようと思ってくださった方は微調整をよろしくお願いします。
気温も下がり、乾燥もしてきたので、おいしいものを食べて体調を崩さぬように頑張ってまいりましょう。
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